日産ノート e-POWER

去年の12月に自動車業界でニュースというか大事件がありました。
11月の新車乗用車販売台数で日産ノートが前月の30位からいきなり1位を取ったからです。まあ当ブログを愛読いただいている方はクルマ好きな方が多いと思いますので、このニュースはよくご存知だと思いますが、「あのプリウス」をいきなり抜いて1位というのはやはり事件でしょう。日産車が1位というのも30年ぶりだそうで、「ああ、B12サニーね」ってすぐにぴんと来る私は当時日産車のファンでした。そのまえのB11サニーは僅差で1位を取れなかったと記憶しています。
ちなみに12月の販売台数は、プリウスが1ヶ月で首位を奪還しノートは2位になってしまいましたが、その差400台弱。まだまだ再逆転のチャンスはありそうです。

この日産ノートの大躍進ですが、どうも「e-POWER」というグレードというかシリーズが追加になったかららしい。
「e-POWER」って何だって早速調べたのですが、エンジンは発電だけに特化し、モーターで駆動するらしいです。
おお、BMWのi3のようなものかって思ったのですが、i3の方は500CCぐらいのバイクのエンジンみたいなやつで発電するのですが、ノートはなんと1.2Lエンジン。通常のノートと同じエンジンのようです。発電だけのエンジンで1.2Lは大きすぎないかってi3を知っていると思うのも当然かと。
クルマを動かせるほどの性能を持つエンジンを搭載しているのなら、それを使う方が賢いのではないかって素人は思います。

で、先日ようやくTVKの「クルマでいこう」で日産ノートe-POWERが登場しました。
ゴーンさんが来てからの日産車はまるで興味がなかったので今世紀に入ってからの日産車はよく分らない感じなんですが、ノートってマーチの上のモデルだからCセグ車になるんでしょうね。あれれ、ティーダってあったはずだけどどこに行った、って思いつつも、ノートはエクステリア、インテリアともわりとよくできていると思いました。

e-POWER01.jpg

番組ではハイブリッドって紹介していましたが、動力はモーターだけなのでこれは電気自動車じゃないかって思いました。
なのでアクセルもめいっぱい踏めて、モーター独特の「超低回転高トルク」によるドライバビリティは相当なモノのようです。

ただ番組計測燃費はモード燃費34.0㎞/Lに対し「13.5㎞/L」だったらしく、これじゃ普通にプジョー208の方が燃費が良いんですけどって思いました。

e-POWER02.jpg

ただ番組の最後に「電気自動車は高速道路が苦手。市街地なら19㎞/Lは出せる」と「異例の弁解」がありました。この弁解は番組ディレクターの指示なのか、メーカーの指示なのかわかりませんが、それでも普通にプジョー208の方が燃費が良いんですけど(笑)

ただちょっと待てよ、です。
番組でも言っていましたが、どうしてこの「e-POWER」をノートのマイナーチェンジで採用してきたのか不思議です。
このクルマはエンジンを積んだ電気自動車なのです。電気自動車ってことは、リーフでノウハウを積んだ日産でなければ到底できない製品で、エンジンとかパッケージングを極力いじらないために、ノーマルと同じエンジンにしたのではないか。
要するに「e-POWER」シリーズのために、新しい車種、組み立てラインなど作ることなく実現できたから、177万円からっていう「低価格」が実現できたのではないか。
そう考えると日産はすごすぎます。まず手が届く価格にすることが最優先で開発したとしたら、それはマーケティング主導の戦略で、日産は相当変わったと思わざるを得ません。

日産ノートはよく見ればすごいじゃないかってことで、国産車の購入を考えるときには参考にしたいと思います。

ですが、うちが買おうというころにはもう今のモデルは終わっているはず。っていうか、おそらくノートのフルモデルチェンジでは、「e-POWER」はモデルとして分岐して、三菱製1リッターターボとかもっととんがった仕様にしてくると思います。

日産ノートのおかげで電気自動車が一気に現実的になったというか、未来が見えてきた感じです。
そうなると「プリウスのハイブリッドは『つなぎ』だった」と言われる日が案外近いかも知れません。

【今日の言葉】 うちが買うとしたらe-POWERではなくガソリンです。しかもNISMOバージョン(笑)

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新型スイフト2017

年末にスズキのスイフトのフルモデルチェンジが発表され、年明けに発売になりました。え?もう新型になったの?って感じたのは私だけではないと思います。

スイフトは前のモデルもスズキらしいまじめさでよくできていたので、他の欧州モデルのように7年ぐらいは売り続けるだろうって思っていたのですが、世はハイブリッドとか自動ブレーキとかヘッドライトやポジションランプをLEDにしてデザインを強調するとかクルマの本質とはあまり関係のないところが必須みたいになってしまって、それらは技術っていうよりはマーケティング用語みたいなものなので、販売戦略上どうしても必要なものと判断したのか、それらを携えてフルモデルチェンジという感じです。
まあこれほどよくできているプジョー208が思いの外苦戦というか、ここへ来てほとんど売れていないのはそういうマーケティング上の「武器」がないからだと思うのですが、それらを搭載したところですぐに販売が好転する保証もないので、同じマーケティング手法に乗らない方が賢明なのかも知れません。

年が明けてから発売ということで、ディーラーの初売りに合わせてすでにかなりのCMが入っているようです。この10年ほどスズキは年始の初売りに力を入れているようです。
CMはレッドとブルーの新型スイフトが走り回るのですが、両方ともとても美しい色でかなり好印象なCMですが、個人的には前モデルの飛行場で「ストレートドリフト」するイエローのスイフトスポーツの方がかっこよかったと思います。

swift2017.jpg

CMを一目見て気付かれたと思いますが、新型スイフトのフロントはプジョー208によく似ている。
欧州風デザインにしてアウディから始まったフロントグリルをバンパーしたまで下げるデザインにするとどうしてもプジョー208に似てしまいますね。これまで2代続いたスイフトの顔と変わってしまいましたがいい感じでまとめていると思います。
ただ残念なのはサイドからリアのデザインで、もう少し練り込んだデザインにして欲しかったです。

今回特に目を引くのは、リアドアのドアハンドルをピラー位置に持ってきたことで、メーカーとしてはそのかっこよさを強調していますが、アルファロメオや新型トゥインゴ、ホンダ・ヴェゼルのようで、マネをしてどうするって思います。ドアハンドル用の穴を開けない分だけコストが安いのでしょうか。使いにくそうなので個人的には反対です。

排気量は1.2L自然吸気と1.0Lターボのようですが、1.2Lには5速MTが設定されているところはさすがスズキです。
ただ5ドア車ながらプジョー208よりひとまわり小さなクルマなので、リアシートのニースペースはゼロでしょう。でもこのクルマはそれでよくて、広さを求めるのならソリオとかミニバン系を買えばいいわけです。
かなりきびきびと元気に走りそうな印象ですが、スズキ車はリアサスペンションの煮詰めが甘いのが再三指摘されてるので乗り心地がちょっと心配です。リアサスがイグニスのキャリーオーバーだとしたら最悪でしょう。

ただデザインはかわいいし、最新の技術で作られた製品なのでかなり期待はできそうです。

試乗には行きませんが、ネットでインプレが上がるのを待ちましょう。「モーターファン別冊」とかのムック本が出たら買おうと思います。

【今日の言葉】 国産車は消去法でいくとスズキしかないので、スズキの新型車には目を離せません

土曜祝日2017

2017年が始まってカレンダーを開いてみると、今年は16日ある国民の祝日のうち4日が土曜日となるようで、日曜日と違い土曜日では振替休日が設定されないので、土日休みの週休二日制のサラリーマンとかは4日の休日が消えてしまったと嘆く向きが多いと話題になっています。

そういうニュースを見て、うちの会社はどうなんだって会社カレンダーを確認。
おお!土曜祝日の4日とも前日の金曜日が振替休日に設定されていました。

doshuku2017.jpg

なんかそれだけで人生に歓びっていうか楽しみが増えたような気分になりますが、なんのことはない、会社と組合の協議で年間休日数が決まっているからそういう設定にしているそうで、別に休日数が増えたわけではないそうです。

一方、8月のお盆休みとかでは会社の休みは設定されておらず、「年次有給休暇取得推奨日」となっていて、あくまで社員の自主的な年次有給休暇取得による連休っていうだけです。

昔は開発・製造が主体の会社だったので、電力需要が逼迫する夏期とかの時期は電力会社とか自治体から休業設定の要望があったりして夏休みが長かったのですが、業態が変わって営業・ソリューションにシフトしてくると休日の設定はカレンダーどおりになってきました。
まあ、カレンダーどおりっていうのが世間一般の常識なので残念がる必要はないのですが、小さい子供を持つお父さんは夏休みを一緒に過ごせなくて残念だろうと思います。
っていうか会社カレンダーの休みが多くても、仕事が忙しくて休日出勤を繰り返すほうがはるかに残念ではあります(苦笑)

そんな感じでカレンダー的には会社は休みが多いのですが、休みが少ない人の方が休みを有意義に過ごしているっていうデータもあるそうで、確かにそうかもと思いつつ、休みはだらだら寝て過ごすなんてやらないように気をつけましょう。

【今日の言葉】 休みを楽しもうというテンションは、休みの多さと反比例するのかもしれません

立体駐車場落下事故

皆様にはお正月をゆっくりと過ごされたと思いますが、昨年の大晦日の午後、横須賀の立体駐車場で起きた乗用車落下事故には衝撃を受けた方も多いかと。
5人の方が死傷されたと言うことで、亡くなられた方の冥福をお祈りすると共に怪我をされた方の回復をお祈りします。

この事故があった立体駐車場は、車止め、金属製のバー、金属製のフェンスと三重構造の落下防止がされていたと言うことで、事故原因はもっぱらドライバーのペダル踏み間違えかという意見が大勢です。
車止め、金属製のバーはともかく、フェンスは歩く人のためだと思うので、バーをなぎ倒した時点でかなりな事故だった可能性が高いです。

まさかの事故ではあるのですが、ヒヤリハットとか失敗事例データベース的な考えだと、「地下駐車場なら」とか「5階ではなく3階ぐらいなら」とか何かひとつ条件が変われば起きなかったかなと思うわけで、そこからいろいろ安全のためにどうすればいいか学ぶわけですが、私みたいなマニュアル車乗りには起きる可能性がほとんどない事故なので、それだけに残念です。

今回の事故車両もAT車だったようで、調べてみたらCVT車だったようですね。
っていうか、そもそもCVT車って危険なんじゃないかって思うわけです。

というのは、あるバラエティ番組でやった実験で、サーキットに普通のカローラを持っていき、バックギヤでアクセルベタ踏みするとなんとあろうことか時速100㎞が出てしまう。
CVTはVベルトで繋がれたエンジン側とタイヤ側の二つのプーリーの大きさを変えることで変速する理屈で、バックはギヤをひとつかませて方向を反転させるだけで、変速機構としては前進と同一なので、時速100㎞も楽々出てしまうわけです。

普通のマニュアル車やトルコンAT車は、後退のギヤ比が大きいので、そこまでスピードを出すのは不可能です。

安全性をアピールした自動ブレーキとか自動運転とかやる前に、後退はアクセルベタ踏みでも時速10キロまでしか出ないようにするとか対応するべきだったのではないでしょうか。そうすればこんな事故は起きなかった可能性が高いと思います。

直接的原因がユーザーの操作ミスであっても、そのミスを誘発したり、ミスにより重大な事故の可能性があるのなら先回りして対策するのもメーカーの責任ではないかと思います。

【今日の言葉】 後退で時速100㎞って、その仕様自体がPL法に引っかかる可能性もあるような気がします
プロフィール

ざがあと

Author:ざがあと
クルマを買い換えてからクルマの話題が多いのですが、本来のアイドル系やテレビ、PCの話題も根強く続けています。
って、本当はアドビイラストレータのイラストを中心にするはずだったのですが、それはそのうちぼちぼち。
プジョーの話題が多いですが、その他の話題も楽しんでいってください。

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