続・ジョージ・ポットマンの平成史(ネタバレあり)

今回の話題は、さっそく「ジョージ・ポットマンの平成史」の続編です。というのも話題が話題で「なぜ人々は『カルボナーラなう』とつぶやくのか?」というツイッター、ブログ関連の話題だからです。もちろんネタバレありとなりますので、録画してまだ番組を見ていないと言う方はご注意。

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ツイッターはあまり見ないのですが、ツイッター歴はわりと長かったりします。
どうしてあまり見ないのかっていうと、「ツイッターに情報を求めてしまうから」で、情報性のないただの「つぶやき」にあまり価値を見いださないタイプで、それこそ、『カルボナーラなう』的なあまりにも当人の個人的すぎるつぶやきに閉口しているクチだからです。
まさに今回のポットマン教授の疑問そのものがいまいちツイッターにはまりきれない要因なのです。

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今回ポットマン教授が、『カルボナーラなう』と書き込む日本人の不思議を「平成史の切り口」から解明してくれました。っていうかあくまで「説」なのですが、個人的にはこれで解明と言って差し支えないと思うほど完璧で支持できる内容です。

(1)どうして日本では『カルボナーラなう』というようなとりとめのないつぶやきが多発しているのか。

(2)「自己愛=自分大好き」の投影の形が、つぶやきやブログの投稿に繋がっている(中央大学松野教授)

(3)ツイッター利用による効能

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(4)1996年頃からの変化~自己愛・ナルシスト・自己肯定の生き方(東京未来大学 出口教授)
・音楽の分野では、自分大好きな歌詞であることがヒットの条件になる(ナルシスト化)
・ナルシスト化は、SHAZNA等のビジュアル系、TM Revolution等を生む
・プリクラのヒット 自分の写真を撮って人にあげると言う文化は、諸外国ではあり得ない
・1995、1996年頃から日本全体に異常なポジティブシンキングブームが生まれる

(5)ポジティブシンキングブーム
・バブル崩壊の失われた10年の始まりと、阪神大震災、地下鉄サリン事件などの暗いニュース
・マスコミを始め世の中はその暗いニュースの反動でポジティブシンキングをアピール
・さらに1983年に定められた個性尊重教育世代が社会に台頭してきた
・1996年を境に、ポジティブシンキングと個性尊重世代が融合し、自分大好き、自分は特別な存在という意識が生まれた

(6)自分大好き文明→『カルボナーラなう』→ブログ投稿民族
・インターネット上の文字情報は、英語を抜き日本語が第一位になる

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ということで、平成史を把握しなかったら『カルボナーラなう』のなぞは解けなかったろうって思うわけです。
それにしても遠因が、バブル崩壊、阪神大震災、地下鉄サリン事件っていうはびっくりしました。

2011年の東日本大震災。大津波。それによる福島第一原発事故。これらの未曾有の大災害から世の中は「元気を出そう」という風潮一色という感じがします。復興を支援しよう、頑張ろうという超ポジティブ化。それがこれからの日本のあり方にどう影響を与えるのか気になってしかたがありません。10年後に今の子どもたちが若者として日本の文化シーンに台頭してきたとき一体どのような日本になるのでしょうか。

【今日の言葉】 この番組を見ていると、平成日本は文化的には国際化どころかますますガラパゴス化していくのかも知れません




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ざがあと

Author:ざがあと
クルマを買い換えてからクルマの話題が多いのですが、本来のアイドル系やテレビ、PCの話題も根強く続けています。
って、本当はアドビイラストレータのイラストを中心にするはずだったのですが、それはそのうちぼちぼち。
プジョーの話題が多いですが、その他の話題も楽しんでいってください。

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