スティーブ・ジョブズ

IT関連の会社に勤めているのですが、幹部講話とかで最近よく出てくるのがスティーブ・ジョブズ。あのごま塩坊主頭で無精ヒゲの。

彼のイノベーションと先見性、情熱と執念を見習えっていうのですが、亡くなって話題にならなければ時の人にはならなかったような気がしないでもないです。っていうか、うちの会社に限らず、経済誌ビジネス誌なんかも良く取り上げられているようで、みんなそんなにジョブズが好きだったのかってちょっと信じられない気がします。
亡くなってから評価が上がりっぱなしなのがちょっと気になります。
彼は本当に成功者だったのでしょうか。

初代マッキントッシュがジョブズの作であれば、彼が紛れもない天才であることがわかりますし、認めざるをえないでしょう。
パソコンのOSと言ったらCP/MとかDOSしかない時代、ファイルをデリートするのもコマンド入力でやるのが常識だったときに、マッキントッシュはファイルアイコンをマウスでつかんでゴミ箱に持って行くって操作でできたのは衝撃でした。
こういうのって、考え抜いてできる代物ではなくて、ポッと思いつかなければ生まれないでしょう。そういう思いつきができるのが天才っていうものなのでしょう。

その昔、会社で次期ワークステーションの方式設計をする際、マッキントッシュを調査するために分解したのですが、中身がスカスカでびっくりしました。まさにボード1枚に数個のLSIが乗っているだけでした。今ではそれほどすごくもないのですが、当時はやはり衝撃でした。

そのくらいアップル社っていうかジョブズさんはすごかったし、マッキントッシュを支持する人も多かったのですが、ならどうして欠陥が多いと言われるウィンドウズにシェアを90%も持って行かれたのでしょう。
PCの文化を創ったと呼ぶにはあまりにもビジネス的に弱すぎないか。はっきり言ってマッキントッシュは失敗作だったのではないか。

iPhone、iPadにしても、それほどすごいとは思っていません。第一全然使ってみたいと思わないし。店頭で30秒さわってすぐに飽きるって感じです。
iPhone、iPadがヒットしたのは、ジョブズさんの天才的なものづくりの発想、ではなくてアップルの社員が懸命に頑張ったからではないかと思うわけです。

ビジネス界は結果として成功した上澄みだけすくってそこから学ぼうとする。GEのジャック・ウェルチの「選択と集中」しかり、任天堂の山内氏しかり、スクウェアの阪口氏しかり。
でもこの世界って、成功すると「先生」とあがめられるが、失敗すると「ないこと」になってしまう。すごく都合が良くてくだらないですね。

そうは言っても、卓越した発想を持つジョブズさんから学ぶものなんて、凡人の私にはないような気がします。

【今日の言葉】 ジョブズさんの一番の失敗は健康管理ではなかったか。いくら成功者と言っても56歳の人生はあまりにも短い




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ざがあと

Author:ざがあと
クルマを買い換えてからクルマの話題が多いのですが、本来のアイドル系やテレビ、PCの話題も根強く続けています。
って、本当はアドビイラストレータのイラストを中心にするはずだったのですが、それはそのうちぼちぼち。
プジョーの話題が多いですが、その他の話題も楽しんでいってください。

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