マザーボード,CPUの入替え

1994年ごろ購入したWoody PD CF-32GPがAMDの Am486-DX4だったのが縁なのか、それ以来5x86-K6-K6II-Athlon-AthlonXP-Athlon64-PhenomIIとメインマシンはずっとAMDでした。AMDのCPUは手頃な価格と、その時点その時点で同クラスのインテルCPUを凌駕するパフォーマンスが魅力でした。ところがいつも技術的には1世代古く、パフォーマンスは供給電源に頼っているところがあるとの指摘もあります。確かに性能に比べて消費電力・発熱量が大きく、夏になるたびに憂鬱になるAMDユーザは私だけではありますまい。定格でもかなりの発熱量で、本当に真夏のタイやインドネシアで使えているのかと思うほど。
というわけで3年ほど前にPhenomIIを導入してから、今後はインテルにシフトしようと決めていた次第。
まずは一昨年にサードマシンをCore2Quadに、昨年セカンドマシンをCore-i7 2600Kにして、今回はメインマシンをCore-i7 3770Kにすることにしましてインテル乗り換え最終章を迎えました。

Core-i7の第三世代IvyBridgeは、77Wという低消費電力が魅力で、夏はこれしかあるまいと言うほどで、もちろん定格で使うことを考えていたので、先の記事のように「H77マザーボード」を購入しました。安かったし。

次にCPUの購入なのですが、新世代チップセットであるH77マザボを買ったので昨年と同じ2600Kや2700Kを買う気にならず、倍率固定の3770無印を買うつもりでいたのですが、たまたま在庫が薄い3770Kが即納っていうショップをネットで見つけてしまい、気づいたらもう購入ボタンを押してしまっていました。それが届いて30分でカードを使って殻割りしてしまったのが前回の記事。

その後は1500円以上する高熱伝導グリスなんか購入して殻割3770Kに使っているのですが、倍率可変のK付きCPUをH77マザボで使う手はないだろうってことで、急遽Z77マザボを購入。もうお札に羽が生えて飛んでいく状況。

で、ようやくですが、この連休に「Z77マザボ+殻割3770K+水冷クーラー」でメインマシンをリプレースしてみました。

(1)Phenom環境からCore-i7環境への移行
未だにメインマシンはWindowsXPを使っています。っていうかOSなんか何でもいいのです。使いたいアプリケーションが動作すればなんでもいい。ということで、WindowsVistaやWindows7の必要性を認めないのでXPのままです。
しかもOSのクリアインストールが面倒で嫌いなので、マザボ、CPUが変わっても起動HDDはそのまま使います。OSのインストールが面倒っていうよりアプリケーションのインストールが面倒なのね。

ということで、旧環境のまま起動すると、当然ドライバを入れろとか言ってくるので全部キャンセルして、そのあとマザボDVDとかから入れればいいわけなんですが、AMD環境からインテル環境に変わると面倒なことがあるのかなと思ったら特にありませんでした。これまでと一緒でした。

ただ、マザボがデフォルトでAHCIモードになるので、BIOS設定でIDEモードにしないと、OSロードでブルー画面を拝むことになります。これはマニュアルに半ペラの紙で注意事項が付いていました。英語なんですがなんが何て親切なんだと思いました。これがなければハマッた場合相当苦労するだろうと。
BIOSの設定なんかも、今度のマザボからUEFIになって、マウス操作&日本語環境でできていいのではないでしょうか。もちろん今までのBIOS設定画面で十分とは思いますが。
そんな感じで、チップセットドライバ、VGAドライバを入れて簡単に移行できましたが、サウンドだけはRealtekのインストーラがAPエラーを吐くためうまくいかず、マニュアル操作でドライバをインストール。問題なくできました。

(2)オーバークロック
ゲームと動画エンコードをしなければ、3770K 3.5GHzは十分以上のスペックなわけで、オーバークロック(OC)の必要はないのですが、経験的にPS2エミュレータのPCSX2を遊ぶには4GHz以上が必要なので、ちょっぴりのOCは必要かなと思っています。
またせっかくの「Z77マザボ+殻割3770K+水冷クーラー」環境なので、ぎりぎりのOCで使うってことではなく、単にパフォーマンスの可能性としてどこまで行けるのか「底」を見たいということでちょっとOCで遊んでみることに。
今回のZ77マザボはエントリーモデルで、コア電圧の調整は4段階ぐらいしかなかったのですが、BIOSをアップデートしたら8段階に増えていました。しかも電圧自体も倍増。ただ+0.2Vが限界でしょう。ってことでやってみました。殻割+ダイヤモンドグリス+水冷が効いたのか4.9GHzまで行きました。

3770k-x49.jpg

普通にネット閲覧とかメールとかオフィスソフトを使う分には問題ないのですが、ゲームを起動したら落ちました。これではOCの意味が全くない。OCが必要ない作業だけできてもしょうがないという結果。


(3)常用クロック
OCerな人たちならベンチマークソフトを回して完走したところで常用域を決めるのでしょうが、私の場合は自分がやる一番重い操作を基準に常用域を探ってみました。
どうやら4.6GHzあたりのようです。って、2600Kと同じクロックなのがちょっとショックですが、心持ち3770Kの方が速いというか軽い気がします。温度もアイドル状態では室温(30℃)より低い27程度で、高負荷時も70℃を超えません。殻割りなしでは80℃-90℃まで行くって噂の3770Kですが、消費電力もかなり低いようだしいい感じなのではないでしょうか。
夏場はマージンをかませて、4.4GHzあたりで常用しようかと思います。軽い処理の時に高クロックは必要ないので、もちろんC1EはEnableにします。
なんかアバウトなレポートですが、そもそもPCの使い方がアバウトですから。

(4)トラブルとか
今回はマザボ入替ではトラブルらしいトラブルはなかったのですが、MSIのZ77マザボの仕様でしょうか、OCをやっていて許容クロックを超えるとBIOSが起動しなくなる。その場合CMOSリセットしかなくなるのですがこれは困ったもんです。ギガバイトとかASUSのマザボだと強制デフォルト設定で取りあえずBIOSは立ち上がってくれるのですが。
CMOSリセットすると当然BIOSは初期状態に戻って、これで安心って思うとOS起動でブルー画面。エラーコードからするとブート領域が壊れたっていうらしいので、修復しようとCD起動するとこれまたブルー画面。マザボが壊れたかって真っ青になるのですが、これは先にも書いたとおりBIOSのIDEモード設定をしていないから。まったくデフォルトをIDEモードにしろよって思うのですが、その辺はインテルチップセットで、レガシーより新しい設定を優先する。これでどきっとしたりハマったりする人が結構いるそうです。

(5)H77マザボで使ってみて
おまけなんですが、せっかく買ったH77マザボなので、とりあえず使ってみました。基本的に倍率設定ができない以外はZ77と同じです。倍率設定ができないので、ベースクロックをちょっといじりました。108MHz×39倍で4.2GHzまで余裕でOCで来ました。
ただそれだけなんですが、最新BIOSに不良があるようで、入れ替えてみたらBIOSは起動するものの、BIOS設定画面に入ることができませんでした。設定変更ができなきゃしょうがないじゃんというところ。旧版BIOSに戻したら問題なく入れました。
H77/Z77系はまだまだBIOSとかドライバの更新がありそうです。ブラッシュアップを繰り返せばいい製品になっていくのでしょうね。

ということで、「Z77マザボ+殻割3770K+水冷クーラー」の導入で、リプレース前のPhenomII 1090Tよりほんのちょっぴりの性能アップと大幅な消費電力削減、廃熱削減になったようですが、投資にたいする十分な効果があったかは、現時点で判断できません。
というより常用4台のマシンがすべてインテルになった達成感は割と大きいと思います。めでたしめでたし。

【今日の言葉】 H77マザボはそのうちi5-3570でも導入しようかと。


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ざがあと

Author:ざがあと
クルマを買い換えてからクルマの話題が多いのですが、本来のアイドル系やテレビ、PCの話題も根強く続けています。
って、本当はアドビイラストレータのイラストを中心にするはずだったのですが、それはそのうちぼちぼち。
プジョーの話題が多いですが、その他の話題も楽しんでいってください。

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