プジョー208アリュール納車1週間

プジョー208の購入を検討している方に、安心して買って大丈夫であることをお知らせしたいと思うので、ここまで使ってみた感想を書いてみます。
特にお断りしておきますが、プジョー初心者で、熱狂的ファンというわけではないので、わりと冷めた評価ができると思います。長文ですが参考になればと思います。

【総評】
全般的には「いいクルマ」です。3ドア5MTのアリュールは、機能、性能、質感、装備、乗り心地とも国産同レベル(Bセグメント車)をゆうに超えており、コストパフォーマンスの高い買い得なクルマです。
特にシートがすごく、国産同クラスではあり得ないレベルで、試乗で座ったとたんにハートを鷲掴みされるかも知れません。
プジョーのセールスさんは、まずお客様をシートに座らせて「シートいかがですか?」と聞くべきです。
シトロエンDS系のシートはプジョーと同系ながらもっとすごいのですが、値段が高すぎて視界の外です。

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【品質感】
内装を見るとわかるのですが、樹脂素材はヘタに木目調とかのパネルを貼り付けたりせず素材のまま使っているのですが、ポイントを押さえてアルミ調とかピアノブラックとかで加飾していてセンスの高さがわかります。
エクステリアを含めしっかりとデザインされていて品質は高く、国産のBセグメント車は届いてないなあという感じです。
またシートをほめちゃうのですが、素材として採用しているテップレザーの質感が高く、ステアリングが本革巻きで皮革の匂いがするので、シートも人工皮革でなく本革と勘違いしてしまいました。それほどテップレザーはよくできてます。
外装の美しさ、特に最近の欧州車の例に漏れずライティングの美しさはかなりのものです。

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【安全性】
6個のエアバッグと、レーザー溶接を多用した高剛性ボディによるパッシブセーフティーはクラスを超えていると思います。しかもESCやABS、EBDなど、走る曲がる止まるのアクティブセーフティも万全。208の安全装備の充実度はかなり高いと言えます。
サイドインパクトの安全性確保のためか、シートが中央寄りにオフセットされていて、シートとドアの間の空間が大きく感じます。そのぶん左右のシートが近いので恋人同士はいいかも、と余計なことを言っておきます。
3ドアのせいかドアが大きくてかなりの重量があります。ドアの長さは140㎝もあるので、狭い駐車場では乗り降りが厳しいかも。ちなみにアルテッツァのフロントドアは107㎝でした。

【装備】
全車標準装備の7インチディスプレイは、初めは使い方がわけわからん状態だったのですが、マニュアルでしっかり勉強するとかなり便利なのがわかりました。今じゃあたりまえなのかも知れませんが、ドライブコンピュータの瞬間燃費計なんか楽しいです。
トリップメーターの平均速度、平均燃費なんかも楽しいです。
ウェルカムライトのちょっとハデなウェルカムっぷりが楽しいですが、ライト、ワイパーのオート機能は個人的にはオーバースペックで今のところオートでは使っていません。クルーズコントロールも今のところ使用機会なし。
エンジンスタートはイグニッションキーなのですが、キーイルミネーション(照明)がないので、夜は鍵を差すのが大変。でもすぐに慣れてしまったので、オプションのキーイルミネーションはとりあえず不要です。
カーステレオは、CDがないのでMP3で聞くことになります。MP3をUSBメモリに入れてUSBポートに差すと認識してくれます。ただスティック型のUSBメモリは振動が心配なので、小さいUSBメモリを調達して使っています。小さすぎてなくしそうなのでライオン君ストラップをつけています。写真はUSBメモリを引き抜いたところ。

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右ハンドル仕様のプジョー208のグローブボックスは小さすぎて使い物にならないって評価が多いのですが、カーナビ収納にぴったしです。かなり使えると思っています。

【動力性能】
プジョー208アリュールは、1070㎏という軽量が効いてかBセグメント車として動力性能にはまったく問題ないと思います。やはり軽さは実感できて、思ったより全然速いです。アルテッツァから乗り換えてもそう思えるのはすごいことではあります。
新型3気筒エンジンはどうなんだか心配なさっている方も多いと思いますが、簡単にいうと低速トルクのかたまりです。通常使う4000回転ぐらいまでなら使い勝手は4気筒と変わらないと思います。3000回転までなら4気筒よりレスポンスがよく使いやすいと思います。
昔シティカブリオレという1.2L車に乗っていましたが、それとは比べものにならないくらいよくできたエンジンです。
ただアルテッツァがクロスミッションだったので、高すぎるギヤ比に違和感があり慣れるまで一苦労。アルテッツァの4速5速を4速でカバーしており、5速はアルテッツァの6速より高ギヤ比となっています。70キロ以上で「使え」と言ってくるので高速専用ですね。
低速トルクがすごく、交差点左折も3速でいけてしまうので、普通の交通は3速と4速でほとんどカバーできそうです。

【運動性能】
小径ハンドルはちょっとゲームセンターっぽいのですが、扱いやすく、回頭性がとんでもないです。このすぱっと切れる回頭性はプジョーの特長だそうで、そのハンドリングだけでスポーティ感を満喫できちゃいます。
ただロールも大きく、こういうもんだと理解できるまでちょっと恐いです。ロールしながらもしっかりグリップしているので慣れれば安心できるわけで。
ブレーキは、ポンピングブレーキをやると2回目以降の効きがすごいです。それこそドカブレーキ。リアがドラムなのですが、そう言うものなのでしょうか。効かないのではなくて効くのだから文句はないのですが。
サイドブレーキは、アームレストが邪魔で慣れるまで使いにくいです。ただ坂道発進も、エンジントルクがあるのでサイドブレーキを使わなくても十分です。

【燃費】
夜中にドライブに出かけ、すいた道をさーっと流したり、まったり走るハイブリッド車について行ったりするとリッター18㎞とか行くのですが、平均燃費は14~15㎞ぐらい。奥さんが通勤で使うと、渋滞とか信号とかあって10~11㎞ぐらい。
JC08燃費が19㎞/Lなのでこんなものかなと思うのですが、最初の5000㎞はカタログ燃費が出ないことがありますって取扱説明書に書いてありました。ベルトとか各部品のなじみが出るまでこういうことがあるようです。
それと、いろいろ機能をためしたりしているときにエンジンを掛けっぱなししているせいもあるかも知れません。
また、取扱説明書で暖機運転は不要と言っているのが頼もしいです。
とにかく、8㎞/Lだったアルテッツァからすれば、気軽にドライブに出かけられる大満足な燃費ではあります。

【トラブル】
さて、お待ちかねのトラブル報告。やはりマイナーなものはあります。
まずは、ウォッシャー液タンクのキャップ外れがありました。納車初日です。納車の時にはきちっとはまっていたのに、帰ってきたら外れていました。きちっとはめ込みましたがかなり堅かったです。それ以降は問題ありません。

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もうひとつ、アクセルを床まで踏むと音がします。ポコっと。今のところアクセルを床まで踏むことはないと思うので問題はないのですが、フロアカーペットとペダルの干渉ではなく、機械的な音がするのでちょっと気になります。点検の時に確認しましょう。

【今日の言葉】 とにかく各方面で言っていたプジョー208アリュールの「断然おすすめ!」はうそではなかったようで


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No title

私も208アリュールの購入を考えている20代後半の者です。初めての新車で購入しようと思っているのですが、故障や修理の維持費のこと、まだ結婚していないのですが結婚後のことなどが心配で踏み切れずにいます…。総額で同価格のインプレッサ(2L・FF)が対抗馬ではあるのですが、やはりプジョーが気になっています。ブログでも安心して買っていただけるようと書いていらっしゃいますが、もう少し背中を押していただきたいなぁ、なんて思っています。収入もさほど多くなくローン組まなきゃ買えないような貧乏な若造が買うには生意気な車かもしれませんが、アドバイス頂ければ幸いです。

No title

プジョー208を買うときはExtended Warranty(延長保証)を忘れずに!
これをケチらなければ5年は大丈夫です。

点検ごとに(何も大きな故障がなくても)1万円~1万5千円かかるかも・・・・・なんて思っていてください。あとは買ったら1年~2年で1万キロは乗りましょう!その間にいろいろ故障が出てきますが無償で直してもらえるので車が安定してきます。

余計なおせっかいでした。。。。。。がんばれー

Re: No title

コメントありがとうございます。

208アリュールは、Bセグメント車だし、価格帯からもわかるとおり、ヴィッツやフィットの上級グレード+オプションとかぶる程度なので、特に「ガイシャ」とかの意識は不要かと。もちろん20代の方にも身に余るようなクルマでもないと思います。っていうか、私も若ければもっと楽しくおしゃれに乗れたのではって思わせてくれるクルマです。
対抗がインプレッサでは比較がかなり難しいのですが、208アリュールには「カタログでは表現できない点」が国産車より優れていると思います。シートの座り心地、乗り味、乗り心地、段差乗り越えの感じ、小径ステアリングのハンドリング、加速感、エンジンの静粛性などなど。
既に試乗されていると思いますが、悩みついでにもう一度こういう「カタログ外事項」のチェックをしてみてはいかがでしょうか。最近の国産車は、低価格と燃費にこだわりすぎ。クルマ本来の楽しさとか豊かさとか安全性とかを全然アピールしていない。自動でブレーキングする追突防止装置もいいですが、クルマの本質とは別のもののように思います。
納車10日を過ぎましたが、アルテッツァみたいに飛ばさなくてもアリュールの運転はすごく楽しいし快適です。やはりマニュアル車ならではでしょうか。
夏にロボタイズドMTが入ってくると、マニュアルのアリュールはなくなるなんてウワサがありますが、少なくとも夏までは大丈夫なので、それまでに「初期トラブル」が出尽くして品質が安定するといいですね。
私の場合は、購入時に既に全世界で22万台走っているっていうので、それなら良かろうと判断しました。

若いときにこういう「異国のクルマ」触れることができれば、人生がちょっと豊かでおしゃれになったような気がするのではないでしょうか。もちろんインプレッサに豊かさがないなんて申しませんが、プジョーには、たとえアリュールっていうベースグレードでもフランスの豊かさが感じられますよ。


Re: No title

おお、207にお乗りですか。近所に白い207が駐まっていてとってもかわいいのですよ。シエロらしく装備がかなり贅沢なようでした。

延長保障の件、私も入ろうと思います(笑)
おっしゃるとおり、保障が効くうちに走り込んで、トラブルの「ブラッシュアップ」をした方がいいですね。

1007乗りのS君は、電動ドアで2回、RMTで1回お世話になったとか。
308乗りのU君は、クラッチペダルが戻ってこなくなって1回お世話になったらしいです。

アルテッツァの時に10数万掛けてメンテナンスパックに入っていたにもかかわらずトラブルも多かったです。
内装の素材以外はレクサスISと同じ品質のクルマなんて言っている割には、オーディオが壊れたり、クラッチが壊れたり、ここ4年ほどで、イグニッションコイルの故障が3回発生して、合計で数万円かかりました。3気筒はアリュールだけにして欲しいです。イグニッションコイルは点検項目にない、なんて言い訳だろうって怒りました。
結局アルテッツァは、メンテナンスパックとか修理で、車検とは別に30万以上かかっていました。
やはり転ばぬ先の杖は必要だと思います。延長保障に加入すればディーラーの利益にもなるのならそれもいいし。
ディーラーが儲かるようにしないと。関係維持も大切ですが、店が消えてしまうのが一番恐ろしいから(笑)

プジョー初心者なので、今後もいろいろ教えていただければと思います。


No title

こんばんは。

不幸自慢ではありませんが、207シエロは1万キロまでにいろいろ壊れました。
Warrantyが効いてなかったら・・・部品代だけで50万円以上かかっていたことは確かです。
1週間以上入院(預けていた)したこともありましたし・・・。
最初の1年半は3カ月~4か月ごとに修理をしてもらっていました。
おかげさまで(?)今は超安定しています(笑

でも日本車にない運転の楽しさみたいなのがあるのも事実ですよねー。
何故かプジョーの魅力にはまってしまいます。

お互いにプジョーライフを楽しみましょう!!


Re: No title

>通りすがりの207乗りさん

コメントありがとうございます。

50万以上って・・・、トランスミッションそっくり交換とか・・・
現在は超安定とのことでおめでとうございます。

そうですか、1万㎞までにブラッシュアップができるのならまず1万㎞目指して
走り込もうかと。


今日のブログ記事にも書きましたが、プジョー車の秘密は独自の設計によるものだと
いろいろのぞき込んでわかってきました。それはそれで楽しいです。

ある意味、日本車は故障しない設計、コストが掛からない設計に重点をおいているから
性能、乗り味がそこそこなのかもしれないって思いました。

これからもフランス車プジョーのメカ的なところも含めてカーライフを楽しもうかと思います。

これからも「通りすがり」ではなくちょくちょくコメントいただけるとうれしいです。
よろしくお願いします。

参考にします

初めまして。



308ccから来月208GTlineに乗り換える予定です。
本当に延長保証は必要ですよね。
こちらのブログを参考に夢を膨らませておきます。

Re: 参考にします

猫丸さん、こんばんは。初めまして。

おお、208GTlineに乗り換えられますか。良い選択だと思います(^o^)

>本当に延長保証は必要ですよね。
プジョー208アリュールは、ここまで約3年乗ってきて、細かいトラブルはありますが、前車トヨタ・アルテッツァに比べればトラブルは少ない方で、プジョーの高品質に満足している次第です。
当初は皆さんからのアドバイスで延長保証が必要かと考えていたのですが、現時点ではそれほど必要は感じていません。
先のトルク不足もインターミッテントな現象で、おそらくセンサー関係だと思いますが、その後は再発するどころか却ってドライバビリティが良くなっているほどです。
1月末に車検の予定で、新車保証が切れますが、延長保証に入る予定はありません。
プジョーもAL4というATの時はトラブルが多かったそうですが、アイシン6速ATになったりしてかなり収束しているようでもあるし信用しようと思っています。っていうかビッグなトラブルが起きたら買い換えるぐらいの覚悟でいます(^o^)
次のクルマはほぼ決まりつつあるので、トラブルが来るなら来いという感じです。
ただ今のところはあと2年ぐらいは5速MTで行きたいって思っています。

間違ってますよ

シトロエンds3とプジョー208のシートは全く同じですw
シトロエンの使いまわしです

Re: 間違ってますよ

kskさん、こんばんは。

>シトロエンds3とプジョー208のシートは全く同じですw
DS3と初代208アリュールの実車をご覧になりましたか。
私は実車をみて比較して、「似て非なる」ことを確認しています。まったく同じではありません。
・表皮(208はテップレザーメイン、DS3はファブリックメイン)
・ステッチ(横と縦)
・バネの堅さ(堅と柔)
・スポンジの堅さ(堅と柔)
・ヘッドレストデザイン
など全然違いますよ。座ってみればすぐに分ります。
おそらくシートメーカーがいっしょなのでしょう。なのでシートの骨格(フレーム)は共通ですが、シート自体はクルマのキャラクター(大衆車/プレミアム)に合わせているのだと思います。
なのでどう見ても「全く同じ」とは思えません。

>シトロエンの使いまわしです
PSAプジョーシトロエンということで同じ会社の別ブランドですが、「使い回し」の何がいけないのか分りません。
それを言ったらルームミラーとかライト/ワイパースイッチ/クルコンスイッチは「全く同じもの」だし、エンジンルームの中も対応するグレードでは全く同じです。各パーツはプジョーとシトロエンの両方のマークが付いています。たぶん部品の品番なんか同じでしょう。

ところがクルマとして乗ってみると、プジョーとシトロエンは別ブランドであることがよく分ります。
だからPSAプジョーシトロエンのクルマは面白いんですが。

プジョーに乗ってフランス車の良さを知ると、次は「一生に一度は乗ってみるべき」と言われるシトロエンに乗りたくなります(^o^)
プロフィール

ざがあと

Author:ざがあと
クルマを買い換えてからクルマの話題が多いのですが、本来のアイドル系やテレビ、PCの話題も根強く続けています。
って、本当はアドビイラストレータのイラストを中心にするはずだったのですが、それはそのうちぼちぼち。
プジョーの話題が多いですが、その他の話題も楽しんでいってください。

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