名もなき毒(ネタバレなし)

久しぶりにドラマの話題です。

今回のクールでチェックしているドラマは少なくて、「名もなき毒」と「救命病棟24時」の2本だけ。
日テレ系「Woman」は、なんか以前やっていた「Mother」に雰囲気がにているし、満島ひかり,田中裕子が苦手なのでパス。「救命病棟~」の方は定番のシリーズなので、今回の話題は「名もなき毒」で。

言わずと知れた宮部みゆきのミステリーなんですが、小説としてはなんか読み応えがなさそうっていう先入観があって読んだことがないのですが、前回TBSの同じ時間帯のドラマになった「パーフェクトブルー」から、宮部みゆきは面白いかもと思うようになりました。
東京下町出身で、ゲーム好きっていうのも応援したい理由にあるかも知れません。

ミステリー小説にはやはり時代ごとに流行があるようで、松本清張時代からしばらくは、ミステリーは刑事物っていうかパターン化しており、恐らくは団塊の世代が通勤で雑誌を読むから、そういうシチュエーションで読みやすさを考えてそういう流行だったのでしょう。面白さ優先であまり凝っていないストーリーが多かったように思います。

ところが90年代以降、特に2000年以降は犯罪者心理っていうか、犯人が必ずしも悪人でない、犯人にも犯人の事情があるっていうか、犯人なればこその心理描写に重きを置いたっていうかそこが面白い作品が増えました。東野圭吾しかり、湊かなえしかりで、ある意味これほどテレビドラマの原作にぴったりというのもないっていうほど。

「名もなき毒」は杉村三郎シリーズってことで、割と古い作品なのですが、「パーフェクトブルー」のヒットによりこちらもドラマ化が実現したのかも知れません。っていうかTBSのプロデューサーは、原作小説に依存しすぎのような気がしますが、マンガ、小説の原作にたよるのは、TBSに始まった話でもないようです。オリジナルドラマより数字が取りやすい、スポンサーを獲得しやすいっていう大人の事情があるのでしょうね。

namonaki01.jpg

そういうことはさておき、名もなき毒のドラマなんですが、主役杉村三郎のキャスティングは「あらら」な小泉孝太郎。最初のシリーズで深田恭子が出るっていうので、それだけの理由でこのドラマは見なきゃって思ったわけですが、やはり小泉孝太郎には「あらら」でした。
ほとんど「コールセンターの恋人」から、俳優としてあまり成長が見られない雰囲気ですが、おとなしく素直で従順でちょっと影が薄くてかっこよすぎないっていうニーズならぴったりの俳優かも。いや褒めてるんです。でもやはり演技は勉強不足が目立ちますが、そこが魅力なのかな。
あとは室井滋とかムロツヨシとか個性派がまわりを固めているのでなんとかドラマとしてまとまっています。

見所は「原田いずみ」のエピソードでしょう。江口のりこという女優さんが演じているのですが、迫力満点。このドラマの1/3は江口のりこで成り立っていると思います。

namonaki02.jpg

ドラマは「誰でも持つ毒」「触れてはならない心の闇」がテーマなんですが、最近のドラマの例に漏れず、先が見えない展開にハラハラします。

小説やマンガで話題の原作を、旬な人気俳優の起用でお茶を濁すCXと違って、TBSのドラマはやはり見応えがあるようです。

【今日の言葉】 前田敦子と栞と紙魚子をやっていた南沢奈央は見ていてちょっと悲しかったです

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ざがあと

Author:ざがあと
クルマを買い換えてからクルマの話題が多いのですが、本来のアイドル系やテレビ、PCの話題も根強く続けています。
って、本当はアドビイラストレータのイラストを中心にするはずだったのですが、それはそのうちぼちぼち。
プジョーの話題が多いですが、その他の話題も楽しんでいってください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター