エイジア

エイジアが来日するそうで。
エイジアといえば、アメリカのTOTOと同じように、キャリアを積んだメンバーが集まったスーパーバンドなんですが、一時期ものすごくはやった割にはぴたりと出てこなくなって、イメージ的にはOne hit Wonder一発屋に近い印象です。

asia2014-01.jpg
asia2014-02.jpg

ただ、グループを引っ張ったジョン・ウェットンがいまだに「元キングクリムゾン」って注釈が入るのには違和感があります。
ジョン・ウェットンはすでにエイジアのジョン・ウェットンであって、キングクリムゾンにいた頃のジョン・ウェットンを知っている人なんてどれほどいるのって感じです。
私もキングクリムゾンのファンではありましたが、ジョン・ウェットンがいたのは覚えていません。

エイジアのすごいところは、プログレッシブ・ロック(プログレ)は10分とかの演奏時間が常識だったのに、これを3分程度にまとめて、歌詞をわかりやすくしてサウンドをポップにしたところ。
これをプログレの商業主義だと揶揄する人も多いのですが、プログレはアルバムはランキング上位になるものの、「ヒット曲」がなかった。「音楽はあれど曲はなかった」のが現実でした。

プログレっていうのは、ロックンロールやメタルみたいに様式ではなく、サウンドによる世界観の描写が中心であることが特徴ですが、エイジアの場合はジョン・ウェットンの優れたボーカルで一気に聞きやすいポップスになりました。

初めて「Heat Of The Moment」や「Only Time Will Tell」を聞いたときの衝撃は今でも覚えています。プログレでもここまでやれるんだと。
ポップなプログレっていう思いつきだけではなくて、ここまで曲としてまとめられるのはやはりプロデューサーの力もあるのですが、やはりキャリアを積んだメンバーならではなのではないでしょうか。

ただその後「Go」とかをリリースした頃にはエイジアはアメリカ市場を目指してか、アートなレベルは落ちてきたし、他のバンド、クイーンとかのサウンドがレベルアップしてプログレに近づいてきて、相対的にエイジアは色あせて見えてしまいました。

エイジアが一番ノッていた80年代に来てくれればいいのに、今頃来てくれてもファンとしては当惑せざるを得ません。

プログレは演奏の質のキープが難しいようで、最近のライブを聴くと演奏の雑さが残念です。これはエイジアだけでなくピンク・フロイドなんかもそう。メンバーの加齢によるスタミナ不足っていうのもあるかも知れませんが。

とかいいながら実はすごく行きたかったりしています。
今回は「ハゲじじい」スティーブ・ハウがいないのですが、彼がいれば会社休んでも行くのになあって思います。

東京に住んでいた頃は、会社が終わってコンサートが始まってから当日券で楽に入れたのですがね。クラプトンとかロッド・スチュワートとかクイーンなんかもそれで簡単に入れました。武道館エライ!

【今日の言葉】 エイジアを見る機会が、次にまたあるのかわからないので悩みます

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

2008年の来日時に観ました。オリジナル・メンバーでの復活作『Phoenix』発表の年でしたね。
80年代全盛期をリアルタイムで聴いてきたのですが、あまり懐古的な聴き方は好きではないこともあり、2008年のライブについては、まあまあといった思いでした。その後のアルバムも聴いてなかったりします。

80年代のASIAは、そこから70年代のプログレに遡ったりとロックへの関心を広げていってくれる存在でした。何しろメンバーの経歴に出てくるバンドが凄すぎました。

「The Smile Has Left Your Eyes」のPVにPeugeot505が出てきます。当時はまったく気に留めていませんでしたが。

Re: No title

dx/dyさん、こんばんは。

エイジアネタのコメントにちょっとびっくりしました(^o^)

エイジアはここ数年は2年おきぐらいに来日しているのですね。そうですか、2008年ごろはオリジナルメンバーでハウおじさんがいましたか。っていうかイエスの頃からわりと好きでした。

「The Smile Has Left Your Eyes」を早速ようつべで見てみました。プジョー505よりシトロエン2CVの方が目立っていたっていうか、これってパリでのロケなんでしょうね。
この頃のエイジアはあまり聴いていなかったのですが、この曲はわりといいですね。ちょっろエイジアを復習してみようかなと思います。

というよりスティーブ・ハウがいなくてもいいから見に行こうかと悩んでいます。渋谷は遠いな(^o^)


No title

この手の音楽ネタはプジョーよりもストライクゾーンです(笑)
90年代以降は他ジャンルへと興味が移行していったのですが。

話せば長くなりますのでほどほどにしますが、
PVではプジョーネタということで505を挙げましたが、確かに2CVが目立ちます。
この頃らしいストーリー仕立てのPVですが、同時期の「Don't Cry」ではメンバー自身が演技をしています。ミュージシャンが役者をやらされる時代で、なかなか迷作PVも多かったように思います。
それにしても、ハウおじさんというか、今ではすっかりハウお爺ちゃんな感じになってしまってますね。

Re: No title

dx/dyさん、こんばんは。

おお、ロックというか洋楽が好きな方がいてくれて今後もこの話題のモチベーションが上がります(^o^)
それにしてもさくっとライブに出かけられるdx/dyさんがうらやましいです。

90年代はオルタナの時代で、グランジとかあまり好きではなかったっていうか、ハードロックやパンクメタルと違うのって感じでよく理解できませんでした。ニルヴァーナなんかも当時はあまりいいと思わなかったし。っていうか当時はゲームに夢中であまりまじめに聞いていなかったのです。先日もドリームシアターを再評価したところでした。
グランジはアレですが、フーファイターズとかレッチリとかダイナソーJrとかフォールアウトボーイとか、プログレとかグラムロックが好きとはいいつつも、90年代から2000年代は何故かアメリカ付いています。

個人的にロックは2005年で終わっていると思っているので、あとはこの「古い音楽」を楽しんでいこうというスタンスです。
「みみめめMIMI」もいいですけどね(笑)

The Smile Has Left Your Eyes

dx/dyさん、こんばんは。

「The Smile Has Left Your Eyes」ですが、ようつべでもう一度みてみたら、「なんだ、この曲知っている」って今さらですが気がつきました。遅すぎる!って自分で突っ込みましたが(^o^)

2枚目のアルバム「ALPHA」の、あの「Don't Cry」の次の曲でした。よく知っている曲でした。
っていうか、次の「ASTRA」まで塩ビLPで持っていました。当時はまだCDがなかったようです。
エイジアのアルバムジャケットは絵がシュールでかっこよくて大好きだったのですが、「ASTRA」の「Go」あたりは、アメリカ受けを狙ったような気がしてがっかりしたのを覚えています。でも今聴くとまさにエイジアで全然悪くはないと思います。

エイジア以外にTOTOとか他のアーティストに傾いたので聴かなくなったのだと思いますがよく覚えていません。
ひょっとしたらマイケルジャクソンのせいかも知れませんがそうではないかも知れません。
モータウンのマイケルジャクソンが、「Beat it」でハードロックをやるなんて反則だ、なんて思いました。
プロフィール

ざがあと

Author:ざがあと
クルマを買い換えてからクルマの話題が多いのですが、本来のアイドル系やテレビ、PCの話題も根強く続けています。
って、本当はアドビイラストレータのイラストを中心にするはずだったのですが、それはそのうちぼちぼち。
プジョーの話題が多いですが、その他の話題も楽しんでいってください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター