プジョー品質神話

うちがプジョー208を購入したときは、元部下でプジョー乗りのUとSが、私がプジョーにしたことを喜びつつも、故障とかトラブルは覚悟した方がいいですよってさんざん脅してきました。Uのプジョー308はクラッチペダルが戻らなくなるし、Sのプジョー1007は電動ドアが締まらなくなるトラブルがあったそうです。輸入車のせいかいずれも修理するのにパーツ取り寄せとかで相当時間がかかったとか。
当ブログでプジョー208の購入を記事にしたときも、延長保証は絶対にやった方が良いとかいろいろアドバイスをいただきました。

ところがどうでしょう。プジョー208は30ヶ月を経過しても特に大きなトラブルはありません。

イグニッションコイルのトラブルで路上エンコっていうのはありましたが、プジョー車固有のトラブルっていうよりイグニッションコイルASSYの不良なので、ボッシュとかデンソーあたりのトラブルということになります。
イグニッションコイルはある一定の確率で故障するパーツなので、ある意味仕方がないと思います。っていうか以前記事にしましたが、アルテッツァの時は3回もあったのです。ネッツではイグニッションコイルとはそういうものだという説明。

そんな感じで、初期のトラブルへの「脅し」とは裏腹に、プジョー208の品質の良さ、トラブルの少なさに「トラブルが多いフランス車」っていう認識は過去のものだろうと思っています。

っていうか、わりと景気が良かった2007年頃は輸入車の販売も好調だったようで、ちょうどプジョー206がヒットして日本でもたくさん見かけるようになったわけですが、「プジョー206はトラブルが多い」って言われるのは販売数が多かったせいではないかと思います。トラブル率は国産車とあまり変わらなかったのかも知れません。

この2007年頃っていうのは、フランス車イタリア車だけでなく、ドイツ車にもトラブルが多かったと聞きます。日本車に対抗したせいなのか、各種制御を電子制御に移行したらしくて、それに起因するトラブルが多かったようです。
新しいことをやろうというイノベーションには品質への懸念はついてくるものだって言うのは、開発の現場では半ば常識みたいなものです。

そこへ来て、プジョー208はというと、プラットフォームはプジョー207のキャリーオーバーだし、駆動系レイアウトやサスペンションもプジョー206から代々引き継いでいるものなので、悪く言えば「使い回し」ってことになるのですが、いやいや、これまで育んできた高い品質をこうして確保しているんだよ、ってことなのですね。

国産車は品質が高いっていっても、実はこれと同じで、ひとつのプラットフォームで確保した品質、いわゆる「枯れた技術」を使って別の車種を構築するっていうのを繰り返しているだけなんです。だからひとたびトラブルが起きるとリコール対象が莫大な数になったりする。

プラットフォームや技術があまりにも枯れすぎていると、なんか開発の手抜きに見えて新型車を買う意欲が失せますが、そこらへんはフランス車はよくしたもので、新型エンジンを搭載したり、エクステリアデザインやインテリアの質感を高め、パッケージングを見直したりして新型車という商品としての魅力を高めています。

プジョー208は、日本で発売3年になりますが、まだまだ208を知らない方も多く、実車を見れば国産同クラスに比べてまだまだ魅力は失せていないので、このマイナーチェンジを機に大ブレークして欲しいと思います。

【今日の言葉】 繰り返しますが、プジョー208の品質は大丈夫です、十分信頼できます
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No title

ざがあと さん

 7月末から、アリュール208の3ドア(5速ETG)に乗ってますが、
 初めて高速道路を走行し、クルーズ゛コントロールを使用しまし
 たが アクセルペダルを踏んでいないのに加速ボタンを押した時の
 加速感には少し驚き、不思議な感覚でした。
  また、燃費計の表示は渋滞があったのに、23km/Lでした。
 今まで乗った車でカタログ燃費を超えたのは208が初めてで、
 燃費計の誤差を考えても凄いです。
  MCで3ドアモデルの選択肢が減ったのは残念ですが、6速EAT
 が設定され208を見ることが増えそうです。

No title

メーカーの開発者はやたら新しい技術や構造を取り入れたがる。
既存で素晴らしいものがあるのにそれをキレイさっぱり捨ててまで
新しいことにチャレンジしたがる。
その結果・・・発表発売直後に不具合の嵐
年次改良や市場改良を経て落ちついたころにまた新商品・・・
現場で保守にあたる人間、いやいやエンドのお客様の事を考えてほしい。

すみません、愚痴でした(笑)

Re: No title

シルバーランドさん、こんばんは。

クルコン使用されましたか。
速度を上げたいときに左手で操作設定して、クルマがその速度に加速する感じはうちの奥さんも大好きみたいです。
腰に加速感が来るのが楽しいですよね。
さらに高速では靜かで直進性も良く快適なので、さすが欧州車って思います。

渋滞込みで23㎞/Lはすごいと思います。プジョー208の燃費計の誤差は5%程度なので、実燃費22㎞/Lは行くでしょう。ハイブリッドなみですね。

マイナーチェンジ後の208はターボになるので、やや燃費には不利になるかも知れませんが、6速EATという日本のBセグ車にはない「高級装備」があるので、価格設定次第で大売れするかもしれません。

Re: No title

o.w.c.fさん、こんばんは。

>すみません、愚痴でした(笑)
いやいや、私のところの職場も製品開発をやっているので、おっしゃることはよくわかります。

開発者自らが新しいことをやりたいっていうのなら良いのですが、市場あるいは他社に対抗するために「やらされる新しさ」いわゆる「イノベーション」ってやつはヤバイのです。どうしても開発者の勉強不足、知識不足がリスクになるので。

そういうリスクを最小限にするには、やはり既存部分の流用が重要になるわけで、それを手抜きを言ってしまう人間は、バスタブカーブでいう初期不良の怖さを知らない唐変木です。

プジョー208は207のプラットフォームを流用しているわけですが、サスペンションとか徹底的に熟成させているので、プジョーの伝統を引き継ぎつつ207にはなかった魅力を引き出すことに成功しています。妥協のないブラッシュアップの繰り返したあったのがよくわかります。

時代が要求する自動車のニーズはいずれ変わるので、この先何年も207のプラットフォームを使い続ける訳にもいかず新しいものに切り替わるでしょう。このときプジョーはどうするのかが問われるでしょう。
プジョー208がたくさん売れて、その利益が開発費に回れば、より良いものができると思います。

こんばんは。今日自分の208を12ヶ月点検に出したのですがその時の代車が206でした。
ローラン・ギャロスというモデルでシートは革張りだったりと豪華なモデルかと思いきやキーレスエントリーが付いてませんでした。他にもパワーウィンドゥやドアミラーのスイッチがセンターコンソールにあって使いづらかったです。
ミッションは4速ATでしたが噂通りというか3000回転くらいまで引っ張らないとなかなかシフトアップしてくれず、4速には70kmくらい出さないとシフトアップされませんでした。なお減速時は自動でシフトダウンされる制御になっているようです。
ちなみにリバースに入れても国産車と違って警報ブザーは鳴りません。
走りは208に比べると遅いと感じました。特に発進時クルマが遅い、というか重く感じる、という感覚でした。まあ走行10万kmオーバーの個体だったのでこのあたりは仕方ないのでしょうか。乗り心地は快適で猫足のフィーリングは自分の208より分かりやすいかなと感じました。

Re: タイトルなし

MMDさん、こんばんは。

代車で206体験ができたっていうのはかなりお得かも(^o^)

206は500万台売れたというプジョー最大のヒット作なんですが、日本でも「猫足」を広く普及させた記念すべき車種のようです。
発売当時から206はMTで乗れっていうのは合い言葉みたいなものだったらしく、ATはさすがにひどかったらしいです。本国ではほとんどATは売れていなかったそうで、メーカーとしてATに対する経験値が低かったのかも。

会社で私の向かいに座っている人がこの206に乗っていました。やはりATが故障して修理に2ヶ月だかかかると言われて、そうなるとその後すぐに車検になるので、売ってしまってルノーカングーを買いました。206はいいクルマだったけど、トラブルが多かったって。私が208にしたときもトラブルを覚悟したほうがいいって脅されましたが(^o^)
以前の記事にも書きましたが、206はワイパーが左ハンドル仕様で、右ハンドル地域に売る気があるのか、なんて言われてました。

ということで、207を経て208はとんでもなく良くなったってことですよね。
プロフィール

ざがあと

Author:ざがあと
クルマを買い換えてからクルマの話題が多いのですが、本来のアイドル系やテレビ、PCの話題も根強く続けています。
って、本当はアドビイラストレータのイラストを中心にするはずだったのですが、それはそのうちぼちぼち。
プジョーの話題が多いですが、その他の話題も楽しんでいってください。

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