プジョー208アリュール納車36ヶ月

2013年2月9日にプジョー208アリュールが納車されてちょうど36ヶ月、3年となりました。車検も済ませ、ブレーキの鳴きもなくなってますます快適になりました。
当ブログでは特にシリーズ化したわけでもないのですが、「納車シリーズ」は今回が最終回となります。
これまでプジョー208の魅力、フランス車の魅力を紹介してきたのですが、伝えきれなかったのはざがあとの力不足です。
プジョー208アリュールという素晴らしいクルマに出会えたのはまさに邂逅という感じで、自分の人生を豊かにしてくれたことに感謝しているほどです。

ただどんなに思い入れがあっても。そこは工業製品なので、良いところも悪いところもあるわけですが、ジル・ビダルさんとかアンナ・コスタマーニャとかプジョーのプロデューサーの作りたいクルマがわかりやすく表現されてその魅力が伝わって理解できたことが大きかったと思います。

3年前の新年も明けてまもなくに、輸入車嫌いの奥さんを連れてプジョー小田原に行き、用意してもらった相模ナンバーのおろしたての黒いアリュールに乗ったときの衝撃を今でも覚えています。
3気筒エンジンなんて軽自動車じゃあるまいし安物だっていうイメージがあるのですが、事前にCGTVやクルマで行こうで得ていた情報通り靜かでなめらかで「1気筒当たりは1.6Lと同じ排気量」のせいか特に低回転域でトルクフルなのに驚きました。
これまでは210馬力のアルテッツァに乗っていたのですが、普段使う分にはパワー的に全然問題ないどころか、アリュールの内装の高級感、小径ステアリング、そしてシートと乗り味にハートを鷲づかみに掴まれてしまった次第。前代未聞の初来店の契約となりました。
そういうほとんど衝動買いに近かったのにこれだけ満足できる商品だったのはラッキーだったというかプジョー車のすごさなのでしょう。ヴィッツとか国産Bセグ車には何回試乗しても「こんなもんだろう」って言い続けていたのに、です。

クルマという商品は、走る機能、保安基準適合のための一揃えの材料費は高級車も大衆車もあまり変わらないし、相対的に大衆車の方がコスト的に不利になるから、なるべくコストが掛からない構造、材料、製造工程が選ばれるわけですが、それでも組み立ての設備コストとか直接労務費は大差ないので、販売価格が安いこともあり利益が上がらないようです。ユーザーが一目見てコストを掛けていないのがわかろうともいかんしがたいメーカーの事情があるということですね。
国産Bセグ車でユーザー満足度を演出するのはなかなか難しいようで、ヴィッツなんかはマイナーチェンジとかで内装を高級にしたって言うけど、却って低コストさが丸わかりで悲しいほどです。

そこへきてプジョー208アリュールを最初に見たときに、内外装のデザインの良さ、質感の高さに驚いたのですが、アリュールってフランス本国では「高級グレード」だったのですね。でもそれを199万円で買えるのは国産Bセグ車と比較しても買い得だと思いました。っていうか思っていなかったら即日契約なんかしなかったわけで(^o^)
199万円でヴィッツやマーチやスイフトがここまでできるかどうかわかりません。オプションを付けてそれなりにスポーティーにすることはできるでしょうが、国産Bセグ車のハンドリングはタイヤの性能に依存しているところがあるので、プジョー208アリュールのハンドリング、乗り味、静粛性、直進安定性を超えるのは無理だと思います。断言です(^_^)v

本当にプジョーを選んだ3年間のカーライフは満足度が高かったと思います。

さて、最後に簡単にですが、良かったところと悪いところ、ポジティブとネガティブを紹介します。これまで記事で何回も登場した内容なので、気になる項目は記事をチェックいただければと思います。(右上の検索で探せます)

【ポジティブ】
・小径ハンドル、メーターナセルの位置:これによりアップライトな姿勢で運転できます
・シート:何回も褒めましたが、テップレザーのシートはアリュールとGTだけだったのですね。XYとGTiはもっといいシートだと聞きますが座ったことはありません
・豪華装備:ワイパー、ライト、エアコン、防眩ミラー、ドアロックに「オート」が付きます。それ以外に走行関係ではABSやブレーキアシスト、横滑り防止装置が付き、セキュリティではイモビライザーまで付いています。個人的にはオーバースペック気味ですが贅沢感は満点です。
・乗り味:代車で206にも乗りましたが、208の方が猫足感は上だと思いました。これで55%タイヤでこの乗り心地、乗り味は、いかに足回りを練り込んで開発したのかよくわかります。
・ハンドリング:フロントストラット、リアトーションビームっていう、国産車なら低コストで選ばれる構造なんですが、しっかりと練り込んであるのでハンドリングはかなりのレベルです。いつもの峠道を走っても、プジョー208はとにかく軽快に走るので、その楽しさはアルテッツァより上かも知れません。
・暖房の利き:さすが寒い国のクルマとわかります。特に足もとから出る暖気がシートのフレームを暖めるので、シートヒーター効果があります。これは助かります。
・高速運転での快適性:直進安定性、乗り心地、静粛性、低燃費、クルコンの使いやすさ、疲労が少ないという機能などなど、欧州車はすごいです、やっぱり。高速道路ではクラウン並みに快適と言っても過言ではないし、実際にやってはダメですが、130㎞/h出したらクラウンより快適かも知れません。
・低燃費:うちでは12㎞/L~21㎞/Lぐらいで走ります。平均で14㎞/Lぐらいです。走行距離が少ないことを考えるとかなりの好燃費です。特に郊外では燃費がいいようです。
・その他:溶接の品質、ガラスの品質など細かいところにも作り込みが丁寧なのがわかります。

【ネガティブ】
・内装関係;ドアの内張などの品質感がいまいちです。206の内装を見てそう思いました。
・グローブボックス:左ハンドル設計でのヒューズボックスを右ハンドル仕様で右に移動したなかったのでグローブボックスはミニマムです。それほど使わないのならぎりぎり我慢できる範囲ではあります。名前通り「手袋を入れるだけ」なら十分かも(苦笑)。プジョー208はカップホルダーを含め全般的に収納が弱点です。使えない収納スペースばかりなので、ペットボトル1本置くのにも工夫が必要です。
・オーディオ:CDが聴けません。っていうかCDの時代ではないのでかまわないという人も多いかもしれません。オーディオを含むタッチパネルも、スマホになれた人には使いにくいと思います。ソフトのアップデートで対応するのかなと思ってましたがついにありませんでした。
・前席アームレスト:サイドブレーキを使うときにジャマだしMT車で必要かなとも思うのですが慣れました
・冷房の効き:指摘する人があまりいないのであくまで個人の感想のようですが、やはり私はいまいちだと思います。
・ドアのガラスがUVカットではない:UVカットフィルムを買うハメになりました。
・ヒューズボックス:取説にはヒューズの説明がありますが、配線がめちゃくちゃでユーザーでのヒューズ交換は不可能です。そのひどさは開けて見ればわかります。ディーラーによると右ハンドル対応でこうなったらしく、208だけでなくどのプジョー車もそうらしいです。っていうか試乗の時にこれを見たら購入を考えてしまったも知れないほどのひどさ。ものすごく作りがいいところがあるかと思えばこんな見えにくいところでこの体たらくは本当に残念です。写真を載せようと思いましたがやめておきます(^_^;)

【今日の言葉】 運転して楽しいクルマであることが最大の魅力かも知れません
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こんにちは。お久しぶりです。
納車36ヵ月おめでとうございます。そして納車シリーズお疲れ様でした。

私がプジョーと出会えたのも、ざがあとさんのお陰です。
ざがあとさんのブログを読んで208を知り実際に試乗しましたが、フランス車ってこんなに良い車なんだなと、直ぐに欲しくなっちゃいました。

結局208は手に入りませんでしたが、1年待って念願の308を手に入れることが出来ました。
それから毎日、プジョー車を乗る喜びに浸っています。

ざがあとさんの文末の言葉、運転して楽しい車。やっぱり車こうあるべきと再認識させられました。

納車シリーズは終わりのようですが、これからもプジョー車記事楽しみにしてます!

お久しぶりです。
自分の208も今年の11月に車検ですがいくらかかるのか気になってたりします。
自分もプジョーに乗り始めて2年ちょっとになりますがカップホルダー以外は特に不満なしですね。インテリアの質感は非常に満足しています。同クラスの国産車では到底期待出来ないレベルなので。
納車8ヶ月で起きた水温センサーの故障以降何の問題もなく快調ですが最近ワイパーがビビり気味で車検まで我慢するかそれともさっさと交換するか思案中です。

Re: タイトルなし

隼さん、こんばんは。

>私がプジョーと出会えたのも、ざがあとさんのお陰です。
こんなブログですがプジョーと出会えるきっかけになれたのだとしたらうれしいです。

>ざがあとさんの文末の言葉、運転して楽しい車。やっぱり車こうあるべきと再認識させられました。
本当にハイブリッドやミニバンや軽自動車に乗っていて楽しいかなって思うわけです。まあ楽しくないのは容易に想像できますが。
ガソリンをできるだけ使いたくないとか、子供とか乗せるのが楽だからとか、自動車税が安いからとか、そういうことだけで選んで良いのか、工業製品とはいえクルマというものが与えてくれる夢、クルマでしか味わえない楽しさがあるのにどうして気付かないのだろうって思います。
楽しく走るだけのためにトヨタ86とかランエボとか買うのはやり過ぎだろうって思います。パワーがあるだけでは逆に気持ちよく走れないのはこの10年当り前になっていますから。
それなら「普段使いの普通のクルマで、おしゃれに気持ちよく楽しく経済的に」走れればベストなんですが、それを与えてくれるクルマがプジョーディーラーにおいてあるじゃないかって思うわけです。

最近プリウスがモデルチェンジして、サスペンションがダブルウィッシュボーンになったのですが、走りは普通のクルマレベルになったそうです。これまでのプリウスユーザーが新型に乗ったら走りがすごくてびっくりしたって話。なんなんだこの国の自動車ユーザーは。っていうかこういう人がBMWとか乗っても何だか理解できないのでしょうね。すごいのかすごくないのかもわからないかも知れません。ああ、値段にすごいというのか(笑)

日本では「プジョーがわかる人であること」に誇りをもって良さそうです。

Re: タイトルなし

MMDさん、こんばんは。

>自分の208も今年の11月に車検ですがいくらかかるのか気になってたりします。
日本の整備工場でやるのだから、初回の車検は基本的に国産車とあまり変わらないと思っていいと思います。
ただ、オイル交換がちょっと費用がかかるかも。特にMMDさんはターボ(THP200)だからトタルの指定オイルになるので費用は覚悟してください(笑)
走行距離が多くなければ部品交換はほとんどないと思います。

>インテリアの質感は非常に満足しています。同クラスの国産車では到底期待出来ないレベルなので。
GTiの質感は高級車のそれですからね。アリュールも本国では「上級グレード」になるのでテップレザーとステッチをうまく使っていてそこそこおしゃれです。

元部下のプジョー1007乗りSが言うには、ディーラーでのワイパー交換は8000円クラスの出費になるので、車検直前に自分で交換しておいた方が良いらしいです。車検の時に交換不要といえばOKとか。

クルマはフランス車でも整備する人は日本人なので、こちらの言うことをちゃんと聞いてくれるはずなので納得がいく整備をしてくれるよう相談してください(^o^)

祝!納車36ヶ月 

 ざがあとさん、納車36ヶ月おめでとうございます。

 私も先日12ヶ月点検でした。
特にトラブルもなく、楽しくドライブをしています。1年の走行距離は8888km
わざとではないです(笑)

 新しいアリュール208 には、AT しかなく、内装もランクダウンだとか。
ますます、愛車を大事にしなくちゃ!と
いう気持ちになってます。

 ざがあとさんのブログのおかげでアリュールの良さを知り、購入を決めた!って、私もその一人です。シリーズ化は終了とのことですが、このブログで今後もアリュールの話題が出てくることを楽しみにしています。

 アリュール208 で、ブロッサムグレーはレアになりましたが、実は同じ区で全く同じアリュールを見かけます。以前はスレ違い、先日は隣を見たらそのアリュールで、しばらく並走してました。

 歩道から、同じアリュールが走ってるのを見たかった~出来るわけないけど。
絶対わくわく興奮するなあ。

Re: 祝!納車36ヶ月 

ジュディさん、こんばんは。

おかげさまで3年を経過しましたが、依然として靜かに軽快にきびきびと走っています。

>わざとではないです(笑)
おお、8のソロ目とは縁起が良いですね。
うちの場合はガソリンを入れに行ったときに7777になっていて、思わず写真を撮ってしまいました。
7が揃うとなんかプライズが出てきそうで楽しかったです。

確か娘のスペイドは、誕生日におめでとうとか言ってくるらしいです。
なんのこっちゃですが。

MC後のアリュールは別のクルマと思ったほうがいいようです。
っていうか仕様の変更は日本だけではなく本国も含めてすべてらしいです。
グレードの仕様が全面的に見直しになったようですね。
そういうところにプジョー208の「思ったより販売に苦戦している」というのがわかります。
エンジンもターボ化しATもアイシンの6速になっても、ちょっと遅かったかという感じがぬぐえません。
やはりプレミアム、シエロは1.6L4ATなんかではなく、最初からやるべきだったのでしょう。

プジョーだけでなく、輸入車は日本車の弱点を突くプロモーション展開をしていかないと苦しいと思います。
今のままでは輸入車と国産車で棲み分けてしまって定常状態っていうか安定してしまっている感じです。これでは輸入車はシェアを伸ばせません。特にフランス車は。

拙ブログを見てプジョー208の購入を決めたと言われると緊張します。
ただ良いところを紹介して共感いただいたことがうれしいです。

うちの地域にもうちの他に3台ほど208がいますが、すれ違うと目が合いますね(^o^)
やはりドライバーは女性が多いようです。うちもデフォルトは奥さんだし。

以前藤沢に行ったときに、前に同じ色のアリュールが走っていて、レア車が2台つるむっていうのは、なかなかないシュールとも言える絵だったようです。
確かに、同じ色の208がつるんで走ってきたら、「CMの撮影?」とか思ってしまうかも知れません(^o^)

No title

ざがあとさん

納車36ヶ月でトラブル1回は、許容範囲で車検費用もほぼ妥当な金額で収まり、アリュール208は、末永く付き合える車だと改めて思いました。
先日、高速道路を走行後にガソリンを満タンにしたら、トリップメーターの走行可能距離が1,040kmを表示しました。これは、東名、名神高速を無給油で一往復できることになりますが、小型車208のタンク容量50Lが効果発揮です。今後も208関係の記事楽しみにしています。

Re: No title

シルバーランドさん、こんばんは。

3年で1回だけあったトラブルはイグニッションコイルの故障ですが、前車アルテッツァの時は3年で3回ありました。
プジョー208アリュールのトラブルの少なさは国産車より品質が高いほどです。
日本に入ってきた初期のロットのはずなのに、製造上の不具合も皆無だったのに満足しています。アルテッツァの時はフロアのカーペットのめくれとかふくらみがあったりしてトヨタながら作り込みの甘さが気になりました。プジョーはそういうところはまったくなかったので日本でも十分通用する品質だと思います。

>先日、高速道路を走行後にガソリンを満タンにしたら、トリップメーターの走行可能距離が1,040kmを表示しました。
高速道路では無駄な加速をせずにクルーズコントロールにまかせてまったり走れば25㎞/Lは普通に出たりします。
ただそこは小排気量のクルマで、高速でも長い上り勾配になると18㎞/Lとか16㎞/Lになってしまいます。それでも十分燃費は良いのですが。
トリップメーター1,040㎞っていうと、20.8㎞/Lっってことで、このくらいなら楽勝でしょう(^_^)v
プリウスとかは高速では意外と燃費が伸びないらしいですね。

快適に走れて燃費も良くて故障も少ない。価格も手ごろってことで、クルマとしてトータルバランスの素晴らしさにあらためて驚きます。
208やクルマの記事は今後も続けますのでよろしくお願いします(^_^)
プロフィール

ざがあと

Author:ざがあと
クルマを買い換えてからクルマの話題が多いのですが、本来のアイドル系やテレビ、PCの話題も根強く続けています。
って、本当はアドビイラストレータのイラストを中心にするはずだったのですが、それはそのうちぼちぼち。
プジョーの話題が多いですが、その他の話題も楽しんでいってください。

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