エリック・クラプトン

昨日19日にエリック・クラプトン(私らはECと呼びます)の最後の日本公演が終了しました。
この日本最終公演は、去年の秋頃からCMが入っていて、ECファンのみならずロックファンはわりと大騒ぎで、昨年末に会社を辞めて九州に帰ったギタリストYもかなり見たがっていたほど。
当然ECの熱狂的ファンと言ってはばからない私も「絶対行く!」ってこぶしを握りしめて4月になるのを楽しみに待っていました。

ECっていうとかつては「なかなか来日しない超大物アーティスト」のひとりだったのですが、1974年に来日してからはコンスタントに来ているようで、東洋の果ての島国でもファンがいることに心証を良くしたのかもしれません。っていうか日本くんだりまで来たけど予想外の人気と暖かい歓迎に感動する海外アーティストは多いようです。

以前東京に住んでいたときは、日本武道館までわりとすぐだったので、有名どころのアーティストが来るとちょくちょく見に行っていたのですが、ECに関してはなかなか見に行く機会が少なくて、81年12月の来日(35年前か!)のときに一度見たきりです。

それでもECのライブをちょくちょく見ているような気がするのは、ライブ映像、DVDとかが多いからだと思います。ギタリストYもECのライブ録画するとダビングして見せてくれました。
「俺がEC好きだってよく知っているな」って言ったら、
「ざがあとさん、ECのことになると熱く語り出すから」なんてこっちが赤面するようあnことを言う。そうか熱いのか(^^;)

ところが数あるライブ映像の中で、アンプラグドになると私のテンションはどっと下がります。これはECではないと思っています。
いや、アコースティックでも演奏のうまさはとんでもないのはわかるし、多くのファンがこのスタイルを肯定しているのもわかるのですが、やっぱりこれはECではないと思います。自分の息子を失った父親の気持ちを歌うのはいいですが、ロックとしては題材が生々しすぎて敬遠せざるを得ないのです。

私にとってのECは、やはりクリームとブラインド・フェイスとデレク・アンド・ドミノスでしょう。
EC自身が不安定だった時期の方が良い作品が多いような気がします。
このあたりの曲を武道館で空気を共有しながら楽しめたら最高だと思っていました。

ECは80年代に入るとブルースが中心になってきます。ECのブルースは、サザンオールスターズも影響をうけたように、すごくいいのですが、ブルース、R&Bならマディ・ウォーターズとか上には上がいるからなかなか厳しいものがあります。
ECとかポール・マッカートニーはR&Bが大好きで、音楽では黒人になりたいような雰囲気ですが、モータウン系のアーティストのR&Bはとんがりまくっているので、ECとかポール・マッカートニーでは太刀打ちできていません。R&Bは完全にアメリカ文化で、イギリスのアーティストとはもう流れている血が違うとしかいいようがありません。

今回の公演は、たとえひとりでも見に行こうと決めていたのですが、CMで「椅子に座ってアコースティックを弾く」ECの映像を見てだんだん行く気力が萎えてきました。わざわざ武道館まで行ってアンプラグドをやられたら一気にテンションが下がって後悔するだろうって思ったわけです。

2005年のロイヤルアルバートホールでのクリームの公演をDVDで見ましたが、ジャック・ブルースだけでなくECの劣化もかなりのものでした。それから10年を超えているので、やはりファンとしてはあえて見ないでおくって選択もあるかと思い、公演には行かないことにしました。残念ではあるのですが。

EC最後の日本公演、最後の演奏を聴けなかったのは残念なのですが、ECはロックの歴史そのものの人だし、これからも彼の曲を音楽を楽しんでいきたいので、いつまでも元気でいてほしいと思います。そしていつかどこかでまた演奏を見る機会があるかもしれません。

【今日の言葉】 ECを応援しつつ、インディーズのアイドルも応援するという幅の広さが私の自慢です
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ざがあと

Author:ざがあと
クルマを買い換えてからクルマの話題が多いのですが、本来のアイドル系やテレビ、PCの話題も根強く続けています。
って、本当はアドビイラストレータのイラストを中心にするはずだったのですが、それはそのうちぼちぼち。
プジョーの話題が多いですが、その他の話題も楽しんでいってください。

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