スカイラインGT-R

先日、半年ぶりに横浜みなとみらいの本社へ出張したのですが、会議が午前中で終わり、午後は別の用ががあったので急いで帰ったのですが、陽気もよかったのでみなとみらいから横浜駅まで歩きました。
当然日産自動車グローバル本社を通るのですが、日産ギャラリーでは企画として歴代のスカイラインGT-Rが展示されていました。

KPGC10型からR34型までずらりと並んでいて、スカイラインっていう名前がなくなり「日産GT-R」となったR35型まで。まさに日産の歴史そのものという感じで壮観でした。
急いでいたので写真とか撮ってこなかったのですが、ひときわ目を引いたのは、「スカイライン2000GT-R」と呼ばれたKPGC110型GT-R、いわゆる「ケンメリGT-R」が展示されていたこと。



このケンメリGT-Rは、排ガス規制の影響で、3ヶ月、195台しか販売されたなかったもので、トヨタ2000GTよりはるかにレアなクルマのはずですが、それが展示されていたのでびっくりしました。実物を見たのは初めてかも知れません。

ラメが入った赤の塗装色は1970年代にはなかった色なので再塗装と思われますが、向かって右のシルバーの「ハコスカGT-R」と左の「16年後復活したR32 GT-R」に挟まった「ケンメリGT-R」の存在感が何気に新鮮でした。
現代のクルマを見慣れていると、「低い、幅が狭い、ノーズが長い」という印象なのですが、このかっこよさは何なのだろうって思います。

実は70年代の日産車のデザイン、B210サニーや610ブルーバードUやF10チェリーの、「ロングノーズ、ショートデッキ、ファストバック」のデザインが大嫌いでした。なんか当時のフォードマスタングをリスペクトしたようなアメリカンスタイルなのはわかるのですが、それが消化し切れていない中途半端なデザインだと思いました。KPCG110スカイラインのデザインもこの流れのアメリカンなスタイルで個人的にはは嫌いだったのですが、このケンメリの人気はものすごく、同じくアメリカンスタイルのデザインだった初代トヨタセリカと人気を二分していた状況でした。当時の男の子達は、「どっちがかっこいいか」とか、クルマのデザインだけで熱く語っていたのです。あこがれって、簡単に手に入らないものほど大きくなる、ということでしょうか。

ところが今こうして歴代GT-Rが並んでいるのを見ると、このKPGC110のデザインの美しさは何なのだと感動しました。
「おお、これが日産らしさなんだ」って感じで。

トヨタは「愛される車」を目指していたのですが、「技術の日産」は、文字通り技術にこだわることで若者からおじさんまで、男の気持ちをぐっと掴む「愛したくなる車」をしっかりと作っていたのがわかります。

ゴーンさんが来てなくしてしまったものが、歴代GT-Rを並べたら、KPCG10、KPGC110,R32の3台にしっかりあるじゃないか、って思いました。そう思ったら「トゥルットゥ~ルルトゥトゥルル~ル~」って思わず「世界の恋人」を口ずさみたくなりました。



まだ展示されていると思うので、興味のある方で横浜に気軽に行ける方は見ておくとお得かもしれません(^o^)

【今日の言葉】 当時は日産でなければこんなクルマは作れなかったので、それだけでも大したものだったのです
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ざがあと

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クルマを買い換えてからクルマの話題が多いのですが、本来のアイドル系やテレビ、PCの話題も根強く続けています。
って、本当はアドビイラストレータのイラストを中心にするはずだったのですが、それはそのうちぼちぼち。
プジョーの話題が多いですが、その他の話題も楽しんでいってください。

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