林先生が驚く初耳学!

予備校講師の林修さんが登場する情報系のバラエティ番組は各局で大人気のようです。といっても関東系の各局ですが。
多くの番組はその日のテーマが決まっていて、それについて専門の学者とかが説明して林先生が解説するっていうパターンなんですが、それなら普通の情報番組と同じで林先生でなくてもいいじゃんって思ったりします。

そこへ来てTBS系の「林先生が驚く初耳学!」はちょっと趣向が変わっていて、トリビアな知識について林先生が知っているかどうか「つるし上げる」ところが斬新です。林先生の知識は奥が深いので、これは知らないだろうって思うことも知っていたりして、しかも完璧に解説するところが面白くて、さらに、林先生が知らなかったネタが初耳学に認定されるとこれまた面白いわけで。
コンシェルジュ役の大政絢ちゃんのツッコミもわりと容赦なくて楽しいです。

林先生の知識の9割はあまり役に立たないうんちくみたいです。ただそこから学ぶべきことを含めてキチッと説明できるところがやはりすごいというか、プロの予備校講師であることがよくわかります。
ただ、自分の知識が真実だみたいなドヤ顔をよくするですが、中には「果たしてそうかな」と思うこともまた多いみたいです。

その一つが、林先生が良く言う「教科では数学が一番大事」ということ。その理由は、問題解決において物事の整理、論理的思考に数学が大いに役立つからだそうです。

林先生がよくやるのは、2つのパターンを横軸縦軸の座標平面にマッピングして、4つの象限に分けて分類する方法。
これって「SWOT分析」と同じ方法じゃないかって思ったのは言うまでもありません。
ビジネスの世界ではもっともシンプルな分析手法。まあSWOT分析をどう応用して問題解決に役立てるかの判断が大切なんですが、ドヤ顔していうほどのことでもない。
それと林先生が数学を応用したという「モデル化」という話。要するに解決すべき課題をモデル化して単純化、明確化するってことらしいです。

SWOT分析もモデル化も数学とはあまり関係ないと思うのですが、それを強調しているところを見ると、「ああ、これは文系的発想だなあ」と思いました。

理系の数学はこんな生易しいものではなくて、複素関数論とか群論とかコーシーとかラグランジュとかガウスとか、数学が問題解決に簡単に応用できるような代物ではないのは理系ならよくわかっているからです。

ということは、高度な理系知識は林先生の弱点かもと思います。とすると、今回番組に出ていてた理系女子菊川怜ちゃんが本気になったら林先生なんか敵じゃないかもしれません。

ただ林先生本人も、1%でも数字が多く取れるバラエティ番組をどうしたらできるか、モデル化して考え、その解決策をまた言葉にして実行するのが大切であると言っているように、バラエティとして楽しければそれで良いのかも知れません。その真摯な姿勢は見習わなきゃいけないと思いました。

林先生は知識豊富だし説明に熱がこもっていて聞いていて楽しいのですが、言っていることは社会人として普通のことだったりします。こういう普通のことを熱く語る大人がいなくなった、普通のことがなかなか言えなくなった社会の方に問題があるのかも知れません。

【今日の言葉】 最近は東大VS京大のクイズ対決とか、知識のバラエティ化にちょっと違和感があるのは私だけでしょうか
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ざがあと

Author:ざがあと
クルマを買い換えてからクルマの話題が多いのですが、本来のアイドル系やテレビ、PCの話題も根強く続けています。
って、本当はアドビイラストレータのイラストを中心にするはずだったのですが、それはそのうちぼちぼち。
プジョーの話題が多いですが、その他の話題も楽しんでいってください。

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